11月半ばというのにまだまだ暖かく、日本が亜熱帯になっているのが実感できる毎日ですが、今年もあと2ヶ月をきりました。法人の場合は決算期でいろいろ計画したり実行したりということになりますが、個人の場合には年末年始にかけて考えることも多いかと存じます。
さて今年は企業の不祥事が数多く、とりわけ世間で老舗といわれた企業が目立ちました。
「老舗の光と影」を見ることができます。
そこで、
『 老舗中の老舗の和菓子で、300年の歴史の「赤福」は営業停止処分!500年の老舗の「虎屋」はなぜ強いのか? 』
「赤福餅」は1707年に伊勢内宮前の五十鈴川のほとりで売られていた庶民のお菓子「あんころ餅」が「伊勢名物赤福」で発展してきた。時代の変化とともに駅の売店やデパートで販売され大成長したのです。「低価格」で「品質」良く、「安心感」を与えて来た。この時代に大成長・大発展となったのです。
一方「虎屋」は1520年代に京都で創業、その歴史は5世紀に及びます。
その商品の高い品質は、「御所御用達」を務め、時の天皇や武将、政治家まで多くの人々から愛されてきたことから証明される。
虎屋が強い要因の第一は商品の高い品質にある。
代表的な羊羹「夜の梅」は1本2625円とス−パ−で売られている羊羹の何倍もする値段である。
最高級の素材で昔ながらの製法で、天然ものにこだわっている。
「利益は大事だが、代替の原材料を使って商品の質を落としてまで儲けようとは思わない」といわれる。
強みの第二は、商品を販売する店舗のこだわりである。
9店の直営店だけしかない。
「お客様から高い値段で買っていただいている以上、販売員は虎屋の商品が本当においしいから、これをお客様にお勧めしたいという気持ちが、体からにじみ出ていないと駄目だ」と強調する。
古典的な和菓子の良さ、老舗の伝統と格式を大切に維持しながら、新しい試みにも挑戦する姿勢、そこに虎屋の強みがあるのです。
企業には3つの坂「上り坂、下り坂、まさか」がある。経営環境を常に考える。時代の中で問題が起きる。そのとき根本原因を探る。根本原因が必ずある。それを気づかせるために、その時々に形を変えて問題が発生する。
「何を感じろ!何を改善しろ!」
と環境は何かを企業に命令している。問題から逃げていると、必ず同じような問題がやってくる。
赤福は大成長の中で「在庫」が常に問題となった → そこで赤福の成長の「光と影」会長方針の
「3つを売るより1つを残すな」は影となり、この安心の時代に影が大きくなり「赤福偽装」となってしまった。「父祖の家業の方針」を踏み外してしまったのです。
虎屋は北海道産の小豆が不作で価格が高騰したときも代替の小豆は使わなかった。
『 選び抜いた原材料だけを使用している 』
という虎屋の信用に傷がつくリスクを考え、北海道の小豆だけを使い続けた。こうした素材の追求が顧客の信頼につながっているのである。これが500年の老舗の伝統の覚悟である。
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