◎ SWOT分析
起業家は、強み、(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)という4つの視点から、自己分析とその環境の分析が必要であり、SWOT分析は、その考え方と手法を体系化したものです。
自己の分析とは、自己の客観的な強みと弱みを明らかにすることであり、環境の分析とは、自社を取り巻く環境(顧客、市場、他社、政府、経済状況などの競争要因)に関するビジネス上の機会と脅威を明らかにすることです。業界にどのような競争要因が働いているかがわかれば、そのなかで自分にどのような強みと弱みがあるかを分析することができます。業界分析と自己分析を組み合わせることで、経営戦略が明らかになります。
競争要因ごとに、まず、どのような機会と脅威があるかを考えます。同時に、そこでの自分の強みと弱みは考えていくのです。
▼ 自分の強みによって取り込むことができる事業機会は何か。
▼ 自分の強みによって脅威を回避できないか、他社には脅威でも自社の強みで事業機会にできないか。
▼ 自分の弱みによって事業機会をとりこぼさないためには何が必要か。
▼ 脅威と弱みのはち合わせによって最悪の事態を招かないためにはどうすべきか。
こうした視点から攻めと守りの戦略を明らかにしていきます。
◎ ドメイン
企業活動の範囲・領域をドメインといいます。それは、企業の生存領域を示すものであり、自社の事業ドメインをいかに定義するかが企業の発展の方向性を決定づけます。
ドメインの決定とは、企業の戦う領域を決めることであると同時に、戦わない領域を明らかにすることでもあります。つまり何をするか、何を捨てるのかということです。そして、その決め方には、製品やサービス、および自社の強みである技術から定義する方法、市場ニーズから定義する方法などがあります。
「トマトと野菜カンパニー」を目指すカゴメ、液晶技術を基盤にオンリーワン企業を目指すシャープは前者のケースですし、団塊ジュニアに焦点を当てた展開をする良品計画(ブランド名=無印良品)などは後者のケースとなります。











