◎ 会社としての長所 最近、起業をする若い人が増えています。これは日本の未来にとって非常によいことだと思います。 しかし、起業後の経営者の話を聞いてみると、間違った自社分析をしている方が多いようです。そうならないためには、まずは冷静に自社の長所を探すことです。あなたの会社の長所はなんですか?と聞かれたときに、すぐにこたえられるようにしておくことが大事です。
◎ 勘違いの長所 中小企業では、社長自身の長所と会社の長所が一緒になることがありますが、人を雇っている場合には、かならずしもそうはならないと考えたほうが無難です。社長個人の長所は、技術力がある、アイディアが豊富、人脈があるなど、具体的に挙げられるものです。しかし、それは本当に会社の長所とイコールになっているでしょうか?社長に技術力があっても、取引をしてもらえなければ何の意味もありません。社員がそれを取引先に的確にプレゼンテーションできてはじめてお金という対価をいただけるのです。社長に人脈があっても、お金に換えることができなければ、それは長所ではありません。 会社の長所を知ることは、お金に換えることのできる宝の在り処を知るということなのです。
◎ 長所の知り方 ではどのようにすれば会社の長所を知ることができるのでしょうか? まず、今一番お金を稼いでいる商品を列挙してみるのです。それだけでも売れ筋商品の傾向が見えてくるはずです。そして、次の売り上げを担う新商品を検討してみます。いわゆる「PPM分析」を行ってみるのです。そうすれば自社の長所を的確に押さえ、健全な経営に役立てられるはずです。
◎ 長所の生かし方 こうして長所がわかったら、それを生かす道を考えることが経営なのです。 長所を生かすには、不得意なことや余計なことをしないのが一番の早道です。 「ユニークだね」と言われるくらい特徴的な経営をすることが大切です。長所は、長所を生かした経営が成功することでさらに伸びていきます
起業当初は苦しいものではありますが、だからこそ長所を意識して経営することで、次第に苦労が実ってくるのです。











