社長こそがその組織を率いるにふさわしい、もっとも優れた人物でなければなりません。数多くの起業家たちの実体験に基づく「成功する起業家」の条件といえば、①明るく、積極思考である、②素直に他人の話を聞くことができる、③あらゆることに一生懸命である、④将来のビジョンを持っている,⑤前始末・後始末ができる、そして⑥メモをとること、です。
◎自問自答 ― 5W2H
起業を志すときには、自らが取り組む事業に対し、揺るぎない信念と明確な答えを持つ必要があります。
■Why ― なぜ
なぜ起業しょうと思ったか。まずはじめに起業の動機と目的を明確にしておきましょう。それは「自分の生きがいを見つけるため」というような個人的な動機ではなく、事業そのものに対して「こんな店があれば便利なのに」、「こういうサービスが必要なのだ」といった具体的なものです。ここが漠然としていると起業に向けての活力が生まれません。
■What ― 何を
提供する商品、サービスの中身、そしてその価値を点検してください。お客様からお金をいただくために提供するもの、つまり(お役立ち)は何か。単に目に見える商品だけでなく、独自のノウハウといった目に見えないものも含まれます。他の会社や店舗とは異なるアイディアやコンセプトがあるのかをチェックしましょう。
□あればいいなと思うこと。 □あるものでも、もう少し低価格ならと思うもの。
□人々が困っていると思うこと。 □普段から不満に思うこと。 □今後市場が拡大・成長すると思われること。 □規制改革(緩和・強化)がある分野。 □時流、社会構造の変化のなかのすき間。 □業界慣習や既存の経営手法を打破し得ること。
■Whom ― 誰に
顧客としてターゲットにするのはどんな人でしょうか。たとえば、流行に敏感な若い女性、ひとり暮らしのお年寄り、中小企業の経営者というように具体的なイメージを描きましょう。
■Where ― どこで
対象とする市場の範囲を考えましょう。店舗や事業拠点をどこに置きますか。自宅に置く場合もあるでしょうし、事務所・店舗を賃貸することも考えられます。町の商店街か、都市部のオフィス街か、郊外の住宅地かなど、周辺環境や交通手段も重要です。
■Howto ― どのような形態
起業の形態はさまざまです。個人事業か、法人設立か。また、フリーランスやSOHO、在宅ワークという選択もあります。ただし、お客さまに支持してもらうための独自性や魅力がそこに反映していなければなりません。
■When ― いつから
商品・サービスを展開する時期や、いつ、どの程度の資金や人材が必要となるか。そうした点を考えながら、事業をスタートさせる時期を探りましょう。その際、情報収集や必要な手続き、体制づくりなどの準備期間も含めて計画します。
■How much ― 資金はいくら
起業に要する資金需要、売上げ予測など、資金に関する見積もりを立てます。店舗・事務所設置費用、備品・設備費、法人設立費用といった初期費用のほかに、仕入れや広告宣伝費、人件費、光熱費など、開業後に必要な運転資金も見込んでおきます。











