事業を新たに行う際に事業計画をつくりますが、一番大事な要素は売上予測です。諸経費は自社の意思でコントロールできますが、売り上げについては販売単価こそ自社で決定できますが、販売数量は自社の勝手で決定することができません。つまりお客さまの意思でそれは決まるのです。したがって、売り上げの予測をしっかりと行わなければ、いくら事業計画を立てても実現の可能性が低い計画となり、「絵に描いた餅」となってしまいます。
予測をするには業種の特性や地域事情、とくに立地環境や商圏を調査し、多角的に予測することが大切です。またテストマーケティングにより実際に市場の反応を確認することも重要です。
◎売上を予測する
<店舗による販売業の場合>
業 種/コンビニエンスストア
売場面積/120㎡
1㎡あたり月間売上高/15万円
算 式/売上高=1㎡(または1坪)あたりの売上高×売場面積
月間売上予測=15万円×120㎡=1800万円
<飲食業、理美容業、歯科医などサービス業の場合>
業 種/30席(月25日稼働)
回 転 数/昼の部:2.5回転(客単価800円) 夜の部:1.6回転(客単価1700円)
算 式/売上高=客単価×設備数(席数)×回転数×稼働日数
月間売上予測
昼の部: 800円×30席×2.5回転×25日=150万円
夜の部:1700円×30席×1.6回転×25日=204万円
合 計: (150万円+204万円)=354万円
<労働集約型業種の場合>
(エステティックサロン、化粧品販売業、会計事務所など)
業 種/エステティックサロン
従業員数/4人
従業員1人あたりの月間売上高/80万円
算 式/売上高=従業員数1人あたりの売上高×従業員数
月間売上予測=80万円×4人=320万円
<設備単位あたりの生産能力がとらえやすい業種の場合>
(運送業、部品製造業、印刷業など)
業 種/部品(ボルト)製造業
旋 盤/3台
1台あたりの生産能力/1日あたり600個
加 工 賃/単価40円(月25日稼働)
算 式/売上高=単価×設備の生産能力×設備数×稼働日数
月間売上予測=40円×600個×3台×25日=180万円











