事業を始めるには、事務所や店舗などの契約にかかる費用、車やパソコンなどの設備、広告・宣伝、人材募集の経費など、何かとお金がかかります。当たり前のことですが、開業準備を計画的に行うことが、事業開始以後の経営を安定的かつ順調に行うために重要なことなのです。
では、開業準備はどのように進めていけばよいのでしょうか。やり方はさまざまあるでしょうが、簡単な段取りを説明していきます。
◎必要なものをリストにする
開業に必要となるものはさまざまで、頭のなかだけではどうしても漏れがあるものです。まず、体系的に大きく分類し、大まかに必要となるものの全体像をイメージします。いきなり細部の必要事項を考えてしまうと、思わぬ欠落が起きることも考えられます。
続いて体系ごとに、必要なものを細部にわたりリストにしていきます。どんな費用がかかるのか、情報を集めて漏れのないようにしましょう。たとえば、店舗の賃貸契約をする際には礼金、敷金または保証金、仲介料などがかかります。
◎いくらくらいかかるか見積もる
必要なもののリストができれば、それぞれの項目に、どれくらいの費用がかかるのか、見積金額を記入していきます。
見積金額は正確であるに越したことはないのですが、実際には少し余裕をもたせた金額で見積もっておくことをおすすめします。一つひとつの項目に十分な検討を加えていくことが、開業後に「こんなはずではなかった」という事態に陥ることを防止するのです。
◎資金を準備する
見積金額を単純に合計すれば、開業にかかる予算が完成します。あとはこれを自己資金や借入資金でどうまかなうかという話になります。ただし、必ずしもすべての資金が用意できるとは限りません。資金がまかないきれなければ、予算を削減することを検討する必要があります。
あるいは、開業にかかる費用をできるだけ抑え目にすることも重要です。事業を始めてみなければわからない予期せぬ費用がかかることも考えられます。なるべくお金をかけずに始めるに越したことはありません。
【開業時に必要な資金リスト】(単位:円)
<事務所>
敷金・保証金 100,000
礼金 100,000
不動産仲介料 100,000
<設備>
車輌 1,500,000
パソコン 200,000
事務机 50,000
応接セット 200,000
給湯セット 30,000
<広告宣伝>
新聞折り込みチラシ 50,000
ホームページ作成 100,000
<人材募集>
求人募集広告 30,000
<会社設立>
法人登記 150,000
<運転資金>
仕入 1,000,000
人件費 500,000
家賃 100,000
その他の経費 200,000











